泌尿器の障害について

泌尿器を含む胸腹部臓器の障害の等級は以下のようになっています。

別表第1(介護を必要とするもの)

第1級第2号 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、常に介護を要するもの

第2級第2号 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、随時介護を要するもの

別表第2(その他の後遺障害)

第3級第4号 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、終身労務に服するこ

とができないもの

第5級第3号 胸腹部臓器の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の

労務に服することができないもの

第7級第5号 胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服す

ることができないもの

第7級第13号 両側のこう丸を失ったもの

第9級第11号 胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が

相当な程度に制限されるもの

第9級第17号 生殖器に著しい障害を残すもの

第11級第10号 胸腹部臓器の機能に障害を残し、労務の遂行に相当な程度の

支障があるもの

第13級第11号 胸腹部臓器の機能に障害を残すもの

2 障害等級決定の基準

泌尿器の障害

泌尿器の障害に係る障害等級の決定は、次によるとされています。

ア じん臓の障害

じん臓の障害に係る障害等級は、じん臓の亡失の有無及び糸球体濾過値

(以下「GFR」という。)によるじん機能の低下の程度により、次のとおり

決定するものとするとされています。

(ァ) じん臓を失っていないもの

a GFRが30ml/分を超え50ml/分以下のものは、第9級

b GFRが50ml/分を超え70ml/分以下のものは、第11級

c GFRが70ml/分を超え90ml/分以下のものは、第13級

とされています

(ィ) 一側のじん臓を失ったもの

a GFRが30ml/分を超え50ml/分以下のものは、第7級

b GFRが50ml/分を超え70ml/分以下のものは、第9級

c GFRが70ml/分を超え90ml/分以下のものは、第11級

d a、b、及びcのいずれにも該当しないものは、第13級

とされています

イ 尿管、膀胱及び尿道の障害

(ァ) 尿路変向術を行ったもの

尿路変向術を行ったものの障害等級は、次により決定するものとされています。

a 非尿禁制型尿路変向術を行ったもの

(a) 尿が漏出することによりストマ周辺に著しい皮膚のびらんを生じ、

パッド等の装着ができないものは、第5級

(b) (a)に該当しないものは、第7級

とされています

b 尿禁制型尿路変向術を行ったもの

(a) 禁制型尿リザボアの術式を行ったものは、第7級 とされています

 

(b) 尿禁制型尿路変向術(禁制型リザボア及び外尿道口形成術を除く。)

を行ったものは、第9級とされています

 

(c) 外尿道口形成術を行ったものは、第11級とされています

なお、外尿道口形成術は、外性器の全部又は一部を失ったことによ

り行うものであるから、外尿道口形成術の障害等級と外性器の亡失の

障害等級のうち、いずれか上位の等級によるものとするとされています

 

(d) 尿道カテーテルを留置したものは、第11級とされています

 

(ィ) 排尿障害を残すもの

a 膀胱の機能の障害によるもの

(a) 残尿が100ml以上であるものは、第9級とされています。

(b) 残尿が50ml以上100ml未満であるものは、第11級とされています。

b 尿道狭さくによるもの

尿道狭さくによるものの障害等級は、次により決定するものとされています。た

だし、尿道狭さくのため、じん機能に障害を来すものは、じん臓の障害等

級により決定することとされています。

(a) 糸状ブジーを必要とするものは、第11級

(b) 「シャリエ式」尿道ブジー第20番(ネラトンカテーテル第11号に相

当する。)が辛うじて通り、時々拡張術を行う必要があるものは、第14

級(準用)

とされています

(ゥ) 蓄尿障害を残すもの

a 尿失禁を残すもの

(a) 持続性尿失禁

持続性尿失禁を残すものは、第7級とされています。

(b) 切迫性尿失禁及び腹圧性尿失禁

ⅰ 終日パッド等を装着し、かつ、パッドをしばしば交換しなければ

ならないものは、第7級

ⅱ 常時パッド等を装着しなければならないが、パッドの交換までは

要しないものは、第9級

ⅲ 常時パッド等の装着は要しないが、下着が少しぬれるものは、第 11級

とされています

b 頻尿を残すもの

頻尿を残すものは、第11級とされています。

「頻尿」とは、次のいずれにも該当するものをいうとされています。

(a) 器質的病変による膀胱容量の器質的な減少又は膀胱若しくは尿道の

支配神経の損傷が認められること

(b) 日中8回以上の排尿が認められること

(c) 多飲等の他の原因が認められないこと

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